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最大飛行時間140分 AERO G LAB(エアロジーラボ)社製国産ハイブリッドドローン「Aero Range QUAD」を導入しました。

2022 / 06 / 17

<ハイブリッドドローンの特徴>
①圧倒的な飛行時間
現在の主流のバッテリー型ドローンの実質運用可能時間が概ね15~20分であるところ、エンジンジェネレーターで発電した電力によりモーターを稼働させる、「Aero Range QUAD」は最大140分以上の飛行が可能となります。

②高い安全性
ガソリンを使用したドローンに対する危険性について、「AeroRangeQuad」はエアロジーラボ社が特許を保有する燃料タンク配置の工夫により、高強度のフレーム内部の空洞を燃料タンクスペースにすることでその安全性を高めています。

③低いコストと高い作業効率
ハイブリッド型ドローンは、エンジン発電機を搭載している分、バッテリー型ドローンよりも機体自体は高価になります。しかし、バッテリー型ドローンは、使用頻度が高ければ高いほどバッテリーの劣化も早まり、高価なバッテリーの買い替えが発生します。一方のAERO G LAB(エアロジーラボ)社「Aero Range QUAD」は、燃料費とメンテナンス費用のみで運用を続けられるため、バッテリー型ドローンに比べコストパフォーマンスは高くなります。

<想定される活用シーン>
■災害時の調査/捜索、携帯基地局
上空から災害時の初動調査、行方不明者捜索など行う。
緊急性が高い現場においては、頻繁なバッテリー交換を必要としないことはメリット に繋がります。また、長時間ホバリングしつづけられる特性を生かし、被災地 上空から臨時の携帯基地局としての役割を果たすことが可能となります。

■寒冷地でのオペレーション
気温が0度を下回った場合、バッテリーの性能は顕著に低下します。一方 エンジンドローンでは、その心配がありません。エンジンを始動させられる 環境であれば、どういった場所でもオペレーションが可能となります。

■沿岸警備/防衛活動
2時間以上飛行しつづけられるため、上空から監視しつづける業務に高い親和性があります。また、スピーカー等を搭載することも可能なため、抑止 力としても利用することができます。

■山岳救助
山岳エリアで災害が発生した場合、陸路が使えなければヘリコプターなどを使用するが、その業務を代替することができます。救援物資等を運搬 することが可能なので、救助活動の精度向上が期待できます。

■緊急時の医薬品等輸送
医薬品等の軽量な物品であれば、数十キロ先までは配送することが可能です。人員の立ち入りが難しい、あるいは到着まで時間を要 するエリアへの配送に最適とドローンです。

<機体スペック>
寸法:1,280mm
寸法(折りたたみ時):810mm
重量:14.3kg
最大飛行時間(ペイロードなし):140分以上
最大飛行時間(ペイロード2kg):90分以上
最大ペイロード5.0kg ※オプション品・燃料含む
FPVカメラ:フルHD

<通信システム>
操縦装置(プロポ):2.4GHz
データリンク:920MHz

<ハイブリッドパワーユニット>
発電出力(最大):2.0kW
発電出力(連続):1.8kW
エンジン形式:空冷2サイクル
排気量:32cc
使用燃料:混合ガソリン(25:1)

<エアロジーラボ社>
ドローンの設計・製作からシステム構築までをトータルにプロデュースする、
大阪発のドローンのソリューション・プロバイダーベンチャーです。
URL:https://aerog-lab.com/